――君は今…人間じゃない
監督・村田和也×制作・ボンズのタッグで贈る、オリジナルバイオSFアクション!
【封入特典】
●鳴子ハナハル描き下ろしコミックを収録した特製ブックレット(約100P)
【音声特典】
●スタッフ&キャストオーディオコメンタリー
【出演】
#1:村田和也、小林裕介、白石晴香
#4:小林裕介、白石晴香、村田太志、 名塚佳織
【映像特典】
●PV集
【仕様】
●鳴子ハナハル描き下ろし収納BOX
●石野聡描き下ろしインナージャケット
人工生体の研究中に起きた大事故 “バースト” により、黒部峡谷一帯は暴走した人工生命体 “マリグナント・マター” に侵蝕された。
その2年後、2037年夏。バーストで家族を失った15歳の少女・橘アイコは、謎を抱えた転校生・神崎雄哉と出会う。
彼はアイコの身体に隠された “秘密” と、それを解くことができる “鍵” の在り処を告げる。
「この災厄に終止符を打てるのは……君しかいないんだ」
運命に翻弄された少女が、辿り着く先とは――。
■#1「接触」
2年前、黒部峡谷で起きた人工生体の研究中の大事故・バースト。その事故に巻き込まれ、家族を失った15歳の橘アイコは、悲しみを振り払うよう懸命にリハビリを続けていた。
病院生活にも慣れ、明るい友人に囲まれ、平穏な日々を少しずつ取り戻していくアイコ。そこへある日、一人の転校生がやってくる。
神崎雄哉と名乗る彼は、アイコが入院する桐生病院に検査を受けにきたというが……。
■#2「標的」
雄哉の活動拠点へと連れてこられたアイコ。
出迎えたのは人工生体の開発者・黒瀬と、ダイバーの篠山だった。
そこでアイコは、自身の体が偽物――人工生体であることを告げられる。
さらに死んだはずの家族が生きていることを知り、動揺するアイコ。バーストを収束させるためにも、プライマリーポイントへ一緒に来て欲しいと話す雄哉だが、戸惑うアイコは……。
一方、彼らに新たな危機が迫ろうとしていた。
■#3「決断」
謎の組織による襲撃を受けた雄哉たち。
アイコと雄哉を攫ったのは、マター対策庁の局長・南原によって組織された特務班であった。
班長である小佐波の話から、自分が保護されたことを知るアイコ。
しかし、安堵とは別に、その胸中を占めるのは雄哉たちから聞かされた情報だった。
母と弟は生きているのか、自分の本当の体はどこにあるのか――。
真実を求めて、アイコは大きな決断を下す。
■#4「遭遇」
プライマリーポイントへ向かうべく、雄哉、ダイバーたちと共にエリア内を進むアイコ。
黒部峡谷一帯を浸食するマグリナント・マターは、予想を超えた脅威となり一行の行く手を阻む。
そこで篠山は、黒部ダムのゲートを使った作戦をダイバーたちに指示する。
一方、首相官邸では、マグリナント・マターの措置について会合が開かれていた。
エリア一帯を焼き払うべきだという議員の主張に、南原は強く反論する。
■#5「記憶」
ギロチン・シャッターにより、マグリナント・マターの断裂に成功したダイバーたち。
周囲一帯のマターは麻痺し、一行は柳河原キャンプで補給を兼ねた束の間の休息を取ることに。
武装を解き、それぞれ羽を伸ばすメンバー。
同世代のアイコと一樹、楓たちは、これまでの経緯を互いに話し始める。その中、エリア外で活動を進める黒瀬は、南原に接触を図る。
東京から黒部に出向いてきた南原、そこにある真意とは。
■#6「覚醒」
コンペティションのポイントを稼ごうと、マグリナント・マター相手に派手な戦闘を繰り広げる楓。
作戦を差し置いたスタンドプレイに、相模は危惧の念を抱く。
その中、一行の行く手に新たな脅威が立ちはだかる。
渓谷の天井に網の目のように張り巡らされたマグリナント・マター。
休眠状態のはずのそれらが、活性化していたのだ。
ルートの上下をマグリナント・マターに挟まれた危機的状況で、楓は真っ先に飛び出していくが……。